スウェーデン カペラゴーデン短期留学日記その2


2.自力で何とか出来るスキル

【20180208】

留学された事のある人は、色々な壁にぶち当たって、
困ったことや、それによって大きな経験を得た方がいるかと思います。
それは生きる上での大事なスキルになったと思います。

私は留学エージェントなどを利用せず自力で行きました。
飛行機や鉄道などもすべて自分で手配を行いました。
この時の経験が私にとってとても大きなスキルになりました。

何回か1人で海外旅行にいった経験はありましたが、
留学となると色々と準備が異なります。

その時の事を書いてみようかと思います。

今期のカペラゴーデンのサマーコースへ申し込みは
毎年1~2月ごろカペラゴーデンのウェブサイトに募集が出るようです。


https://www.capellagarden.se/

すべてスウェーデン語なので、
これを一度ウェブブラウザで英語に自動翻訳します。
英語で読んで分からない部分は日本語翻訳をして熟読しました。

ようやく申し込みフォームを見つけて、
ひとつずつ入力をしていきます。
自分が受けたいコース、個室なのか、食事はつけるのか、
ベッドリネンはレンタルするのか、自転車はレンタルするのか、
などなど。

ちなみにサマーコースの応募基準は、
基本的に年齢性別国籍問わず。
年金生活者でも申し込みすることが出来ます。

申し込みの動機を書く場所がなかったので、
グラフィックデザイナーと職業のみを書きました。
これが、ある程度選考基準にあるのだと後でわかりました。

それから私は6月22日~6月30日の
1週間の染色テキスタイルコースに行きたいと書きました。
仕事の都合でどうしてもこの期間しか行けなかったのです。

ところで、カペラゴーデンのサマーコースでは、
インターナショナル期間(2週間)があり、
世界各地から受け入れる期間があります。

この期間は授業も英語で行われるらしく、
私が聞いた話だと、昨年は10人中9人が日本人だったそう(!)

しかし私は2週間はどうしてもいけないので、
1週間の短期コースに行きたかったのです。

結果、これがとても良かった!
テキスタイルコースの13人のスウェーデン人と
とても仲良くなれた話は、またのちほど。

———————

さて、申し込みフォームをひとつひとつ入れて行きます。

ところが社会保障番号を入れるところがエラーに。

海外だと受講や仕事を申し込みしたりするのに、
社会保障番号が必要になることがあります。
日本人の私にはスウェーデンの社会保障番号はありません。

そして社会保障番号がない人はこちら、
という親切なボタンもありません。笑。

申し込み送信が出来ず、どうしようか考えあぐねて。。。
結局この申し込みフォームをキャプチャして、それをメールに添付して、
メール本文に「私は日本人です。社会保障番号がないので添付します」と一言添えました。

スウェーデン人以外の受講が出来ないわけではないので、
これで何とかなるはずと見込んで。

この申し込みから思うのですが、
ここですでに選抜がされていると思いました。
ここで諦めるようでは、カペラゴーデンには行けません。

自力で何とか出来る。これが必要なスキルなのです。

カペラ―ゴーデンの入口の門。ここまでの道のりは遠かった。。。

——————-

申し込みから約1か月、
メールをしてからまったく返信はありません。

3月中には結果がメールで届くはずなのですが。。。
ここでも諦めず、メールをします。

2月に申し込みをメールしましたがいかがでしょうか?
飛行機の手配があるため、早めにご連絡を頂けると助かります、と。

海外では遠慮していては、目的は達成出来ません。

それから1週間後くらいに、ようやく受講可の連絡が来ました。
振込先などは別途メールで送られてきます。とありますが、
このメールもなかなか来なかったので、
また催促メールをしました。

諦めない。これが大事です。

カペラゴーデンのテキスタイルコースでは、藍染もやりました。

——————-

さて、受講が決まったら次はカペラゴーデンまでの
交通手段を調べてすべてを手配しなくてはいけません。

カペラゴーデンは、
スウェーデンの南、エーランド島という場所にあります。

この地図はストックホルムからカルマルまでの電車での所要時間。

まず、飛行機手配。
日本からストックホルムまでの便を押さえます。
日本からコペンハーゲンを経由して、ストックホルムまでは12~14時間掛かりました。

私はせっかくなので、スカンジナビア航空を選びました。
ちょっと割高ではありますが、北欧といったらこの航空会社です。
SASのインフォメーションデザインが好きです。

スカンジナビア航空
https://www.flysas.com/jp-ja/

それからストックホルムからカペラゴーデン近くの大きな町、
カルマルまでの鉄道の手配。

ストックホルム駅からはX2000という高速鉄道に乗って、
カルマル駅まで5時間掛かります。

X2000
http://www.railguide.jp/train/x2000/

高速バスもありますが、時間が掛かりすぎるので、
高速鉄道にしました。

これがX2000の車体。シンプルなデザインでかっこいい。

車内はこんな感じ。日本で言ったら新幹線というよりも特急列車という感じです。

カルマルからカペラゴーデンまでの路線バスの乗り方。時刻表。
路線バスで40分で学校の最寄りのバス停になります。

カルマルの路線バスWEB
https://www.kalmar.com/en/travel/by-bus

こちらの写真はカルマルの1つ前の駅。
電車が止まり(泣)、乗換バスを待っている時。

このバス停がなんと、利用者が少なくなったため、
なくなったと学校の案内に書いてあり。泣。
一番近くのバス停が学校まで歩いて20分かかるみたい。
トランクを引きずって?あぜ道を歩く?と呆然としました。

カペラゴーデンの美しい園内。

この手配も色々と大変でありました。

次号へ続く

全5~6回の予定ですが、
書きたいことが出てきたらもっと増えるかもです。
というか絶対に収まらなそう。汗。

よかったらお付き合いください。

短期留学日記その3はこちら
http://tsubame-shop.com/blog/d……garden_03/

短期留学日記その1はこちら
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